絵本文化の発展を目指して
絵本に出会った時の感動を忘れないために
読解力や理解する力、考える力の向上のために読書教育が必要だとされていながらも、読書離れの傾向は進んでいます。特に若年層の読書離れは年々大きくなっていますが、誰でも一度は絵本との感動的な出会いの思い出を持っているのではないでしょうか。
出会った時の感動と共に、幼い時から日常的に絵本を楽しむことができれば、必然的に「読む」ことを意識せず生活の一部になるのでは、と私たちは考えています。
絵本に出会った時の感動や、絵本を楽しむ機会を作ること、それが絵本文化推協会の活動です。
おはなし会、朗読会、絵本を贈る文化の推進など、絵本専門士や朗読指導者などの専門家と共に作り上げていきたいと思っています。
名簿登録と講師紹介のマッチング
それぞれの養成機関で認定された絵本専門士、朗読指導者などの専門家を名簿登録し、得意分野や実績に応じて、講師として紹介します。
専門家の資質向上
絵本専門士や朗読指導者に対し、教養と知識を深めて読み語りや朗読の技能を磨くためのスキルアップ研修を行っています。
絵本文化の浸透
地域の読書グループと連携した絵本展示やブックフェア―など、人びとが絵本と読書に触れる機会の企画・立案サポートを行っています。
また、誕生日やクリスマス、バレンタインデーなどに「絵本を贈る生活文化の創造」をめざします。
出版社と書店が連携し、4月23日の「子ども読書の日」や10月27日の「文字・活字文化の日」に、絵本を贈る日キャンペーンを実施します。
広報・情報提供
絵本の新刊・近刊情報や各地の絵本や読書にかかわる活動などについて情報を収集し、会報を通じて名簿登録者や会員に提供します。